Ubuntu?

Ubuntuとは?

初心者に優しいOS
Ubuntuにはわかりやすい開発目標があります。「誰にでも使いやすいOS」を提供します。そもそも「Ubuntu」という言葉は南アフリカのズールー語で「他者への思いやり」を意味しています。Ubuntuは「初心者にやさしい」と言われることが多いLinuxディストリビューションです。GUIユーザーフレンドリーでありデスクトップ環境として人気があります。
UbuntuはDebianというLinuxディストリビューションから派生しています。

Ubuntuの6つの特徴
Ubuntuの特徴としては、
1.半年毎のリリースとLTSの存在
2.カノニカル社の支援を受けています
3.多数のデスクトップ派生が存在します
4.とにかく使いやすい
5.Ubuntu Japanese Team がローカライズしています
6.Ubuntu Server Editionが存在します
の6つが挙げられます。日本語に関してはUbuntu Japanese Team が有志でローカライズしており、日本語環境も高いレベルで充実しています。

ロードマップが明確
リリースロードマップも明確である。これはオープンソースで自由に開発が進んでいくLinuxの中では貴重なことです。毎年4月と10月にリリースを行なうことになっています。
リリース速度が早すぎるため、安定した環境を求めるユーザーのために最後にLTSと付くバージョンがあり、これは長期サポート版であり5年間セキュリティーフィックスサポートが提供されます。リリースの頻度はLinuxディストリビューションのなかでもトップです。そのため、ほぼLinuxの最新技術を体験できます。

カノニカル社の支援
カノニカル社はUbuntuの支援及び開発援助のために、マーク・シャトルワースが設立した企業です。人材派遣、及び資金提供を行い、Ubuntuはその支援の下開発が行なわれています。カノニカル社からの資金提供や人材派遣、明確なリリースロードマップや企業からの正式採用などの様子をみると、マネーパワーやマンパワーはLinuxの世界でも頭一つ上といったところです。

Ubuntuはとにかく使いやすい
キーボードで普通に使えます。コンピュータ初心者に対しても丁寧な説明とユーザーインターフェイスが提供されています。Linuxというとキーボードの操作がメインになりがちです。しかし、Ubuntuはインストールから、日常作業など、その操作のほとんどがマウス操作で完結します。

インストールしなくても動かせる
またUbuntuはLiveDVDという形で配布されている。これはインストールしないでUbuntuを動かすことが出来るという意味です。DVDにLiveDVDイメージファイルを焼きつける、もしくはLiveUSBをブートすると、その場でDVDもしくはUSBスティックからOSが起動します。お手軽に利用できるのも魅力的です。UbuntuはLiveDVD単体でも機能が充実しているため、緊急用メンテナンス環境として使うユーザーもいるでしょう。インストールする時もインストールアイコンをクリックし指示にしたがうだけでUbuntuがインストールされます。さらにUbuntu Japanese Teamにより日本語にローカライズされているます。インストール直後から快適な日本語環境が提供されます。

丁寧な説明とインターフェイス
マウスを使ったGUI操作
快適な日本語環境

Ubuntu Japanese Team の存在
Ubuntuが2004年10月にリリースされました。その後わずか1年でUbuntu Japanese Teamは発足しています。ほぼUbuntu生誕と足並みをそろえています。主な活動としては日本におけるUbuntuの日本語ローカライズと円滑なコミュニティーの形成と維持です。Webサイト、Webフォーラム、メーリングリスト、Wiki、IRCチャンネルなどが運営されており、他、雑誌などにUbuntu関連の記事の執筆などがおこなわれています。最も大きな成果物はやはりUbuntu Desktop 日本語 Remix CDイメージです。これにより、私達は品質の高い日本語環境を手軽に入手できる。コミュニティのメンバーに感謝します。

Ubuntu Server Edition
デスクトップディストリビューションとして有名なUbuntuだがサーバー管理者をターゲットにした、サーバーエディションが存在します。その名のとおりサーバー向けにリリースされているUbuntuです。同じUbuntuですが、立ち位置はデスクトップとは真逆と言っていい。配布物もLiveDVDではなく一般的なインストーラー形式であり、インストールから設定まで全てCUIです。基本的に余分なパッケージはインストールされません。Ubuntu Server Editionの目的はサーバー管理コスト削減であり、ターゲットユーザーは迅速に高機能サーバーを構築管理したいユーザーです。

PAGE TOP