VHSテープの内容をPCへ保存
昔VHSに録画した映像をDVDにダビングして保存したいので手順をまとめました。
用意したものは、VHSテープデッキ、パソコン、ビデオキャプチャー、S端子ケーブル、3ピンRCAケーブル、キャプチャーソフトです。
ビデオキャプチャカードとは、ビデオデッキやDVDレコーダーなどの映像を扱う機器から、映像や音声をデータ化してコンピュータ取り込み、保存するための機器です。キャプチャーソフトは、OBS Studio(Open Broadcaster Software Studio)を利用しました。無料で利用できるオープンソースのソフトウェアで、ライブ配信やビデオ録画を行うことができます。
手順
- パソコンにビデオキャプチャソフトをインストールする
- パソコンとビデオキャプチャケーブルを接続して認識させる
- ビデオデッキとビデオキャプチャケーブルを接続
- ビデオデッキで再生して、パソコンのビデオキャプチャソフトで録画する
キャプチャーソフトの録画品質は、市販のブルーレイレコーダーに比べると劣ります。OBSは、ソフトエンコードとハードエンコードが利用できるのでいろいろ試してみることができます。録画データは、音ズレする場合があるので、動画編集ソフトで音ズレを補正します。録画データからDVDやBDを作成します。
録画品質を重視するならビデオキャプチャーカードを利用するのではなく、ブルーレイレコーダーで録画した方が良いと思います。ただし、最近のレコーダーに入力端子(特にS端子)があるのは、少ないようです。
OBSを利用したキャプチャー Sony 8mm ビデオより
キャプチャーデバイスのプロパティ
キャプチャーデバイス設定後の画面
出力設定
エンコーダー設定のキーフレーム間隔は、1sが良いと思います。動画の最大GOPの基準値をクリアできます。それ以外だと、BDAVの規格に合わないようです。
音声設定
映像設定
OBSでキャプチャーした映像情報
作成した動画